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大腸ポリープ切除

大腸ポリープの切除

大腸ポリープは、大腸の内壁から突出してできる病変です。多くのポリープは良性ですが、一部は時間経過で大きさや形が変化し、大腸がんへ進行する可能性があります。そのため、ポリープを早期に発見し切除することは、将来的な大腸がんを予防する上で非常に重要です。

大腸ポリープは初期段階ではほとんど症状がなく、大腸カメラ検査で偶然発見されることが一般的です。大きくなると出血や下痢、腹痛などの症状が現れることもありますが、症状が出てからでは大きさや形状によっては切除が複雑になることもあります。

大腸ポリープの日帰り手術

大腸ポリープの切除は、通常の大腸カメラ検査の延長として日帰りで行うことができます。この処置により入院の必要がなく、検査後はその日のうちにご自宅に帰ることが可能です。

大阪府大東市・野崎駅の寺川クリニックでは、大腸カメラ検査でポリープを発見した際、安全に切除可能と判断した場合はその場で切除を行っています。切除は内視鏡を使って行うため、お腹を切る必要がなく、痛みもありません。大腸の粘膜には痛覚がないため、局所麻酔も必要ありません。不安や疑問がある方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。

日帰り手術の適応範囲

大腸ポリープの日帰り手術は、すべてのポリープに適用できるわけではありません。ポリープの大きさ、形状、場所などによって最適な治療方法が異なります。

当院での日帰り手術は、原則として以下の条件を満たすポリープを対象としています。

 
これらの条件を超えるポリープは、入院設備のある専門機関での治療が必要です。その場合は患者様の状態に合わせて適切な医療機関をご紹介いたします。安全を最優先に考え、患者様にとって最適な治療方法をご提案いたしますので、検査や治療に関するご質問があれば、遠慮なくお申し付けください。

大腸ポリープ切除後の注意点

ポリープを切除した箇所は一時的に傷となるため、治癒するまでの間は日常生活に一定の注意が必要です。特に切除後約2週間は出血のリスクが伴いますので、以下の点にご注意ください。

切除後3日間

切除直後から3日間は傷口からの出血が起こりやすい時期です。この期間は特に以下の点に注意してください。

切除後2週間

3日目以降も2週間程度までは、腹圧がかかると出血を起こす可能性があります。以下の点にご注意ください。

緊急時の対応

万が一、以下のような症状が現れた場合は、すぐに当院までご連絡ください。