内視鏡検査

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内視鏡検査

内視鏡検査について

内視鏡検査 内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)は、口や鼻、肛門から細い管状のカメラ(内視鏡)を入れて、消化管の内部を直接観察する検査です。レントゲンやCTではわからない微細な変化を高精度で確認できるため、消化器系の病気の確定診断に非常に有効です。特に自覚症状に乏しい消化管がん(食道がん、胃がん、大腸がんなど)の早期発見に欠かせない検査となっています。

「内視鏡検査は苦しい」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、当院では患者様の負担を軽減するための様々な工夫を行っています。検査に不安をお持ちの方こそ、消化器内視鏡専門医のいる大阪府大東市・野崎駅の寺川クリニックへご相談ください。

胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)

胃カメラは、口または鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸までの上部消化管を観察します。以下のような症状がある方や、胃がんのリスクが高い方にお勧めします。

胃カメラ検査でわかる病気

ピロリ菌の検査・除菌

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は胃の粘膜に棲みつく細菌で、胃炎や胃潰瘍、さらには胃がんの発生リスクを高めることが知られています。当院では胃カメラ検査時に組織を採取して感染の有無を調べられるほか、血液検査や呼気検査でも検査が可能です。

感染が確認された場合は、抗生物質と胃酸を抑えるお薬を組み合わせた除菌治療を行います。治療は12週間程度で、成功すれば胃の状態改善だけでなく胃がんの予防にもつながります。

 

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)

大腸カメラは、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの大腸全体を観察する検査です。以下のような症状がある方や、大腸がんのリスクが高い方に適しています。

大腸カメラ検査でわかる病気

大腸ポリープ切除

検査時に発見された大腸ポリープは、将来的ながん化のリスクを考慮し、その場で切除することともあります。当院では大腸ポリープの日帰り手術が可能です。

 

当院の内視鏡検査の特徴

当院では患者様の負担を最小限に抑え、安心して検査を受けていただくための工夫を行っています。

専門医による丁寧な診療とご説明

消化器内視鏡専門医が「なぜ内視鏡検査が必要なのか」「どんなことがわかるのか」をきちんとご説明し、患者様の不安を解消できるよう努めています。検査後も結果をしっかりと説明し、患者様が自身の健康状態を理解した上で、適切な治療や生活改善に取り組めるようにサポートしています。

患者様の不安や負担を軽減する取り組み

経鼻内視鏡や炭酸ガス送気装置(UCR)の導入により、従来の内視鏡検査よりも苦痛を大幅に軽減しています。また、内視鏡検査が不安な方や、より負担の少ない検査をご希望の方には、鎮静剤を使用した検査も提供しています。

鎮静剤を使用すれば、うとうとした状態で検査を受けることができるため、検査中の不安や苦痛を感じにくくなります。

鎮静剤使用時は送迎付き

鎮静剤を使用して検査を受けた場合は、安全のために送迎サービスをご利用いただいています。ご自宅での下剤服用から検査後のお帰りまで、患者様の安全を第一に考えたサポート体制を整えています。

胃カメラ・大腸カメラの同日受診も可能

胃カメラ検査と大腸カメラ検査は、同日受診も可能です。事前準備や鎮静剤を一度にまとめて行えるため、患者様の負担を大きく軽減できます。

内視鏡検査への健康保険の適用について

内視鏡検査は、症状があり医師が必要と判断した場合は健康保険が適用されます。健診目的の場合は自費となりますが、病変発見時は病理検査に保険が適用されることもあります。