- HOME
- 頻尿
頻尿
こんなお悩みはありませんか?
- トイレの回数が多く、外出先ではトイレの場所をいつも気にしている
- 映画や会議などで長時間座っていられない
- 夜間に何度もトイレで目が覚める
- トイレに行ったばかりなのに、またすぐに行きたくなる
- 少量の尿しか出ないのに、頻繁に尿意を感じる
- トイレが近いことで旅行や外出を控えるようになった
- 頻繁なトイレで仕事や家事に集中できない
など

また、夜間に1回以上トイレに起きる場合も頻尿(夜間頻尿)となります。
年齢とともにトイレの頻度が増えることもありますが、何らかの病気が隠れている可能性もあります。「年のせい」と諦めずに一度検査を受けましょう。
頻尿でお悩みの方は、お一人で抱え込まずに大阪府大東市・野崎駅の寺川クリニックへお気軽にご相談ください。
頻尿の原因
頻尿の原因は多岐にわたります。主な原因を理解することで、適切な対応方法が見えてきます。
膀胱容量の減少
膀胱は本来、300~500mlの尿を蓄えることができますが、加齢や病気で膀胱の伸縮性が低下すると、蓄えられる尿の量が減少します。少量の尿でもすぐに満杯になるため、頻繁に排尿する必要が生じます。
過活動膀胱
膀胱が過敏になると少量の尿でも強い尿意を感じるようになります。これにより頻尿や不意の尿もれが起こります。神経伝達の異常や膀胱の炎症、ストレスなどの様々な要因が考えられます。
排尿障害
前立腺肥大などで尿道が圧迫されると、排尿があっても膀胱が完全に空になりません。この際の残尿が次の尿意を早める原因となり、結果的に頻尿となります。
多尿
体内で作られる尿の量自体が増加した状態です。糖尿病や心不全、腎臓病、利尿剤などが原因となります。
生活習慣の影響
カフェイン(コーヒー、紅茶、エナジードリンクなど)やアルコールには利尿作用があり、過剰摂取すると尿量が増加します。また、過度の水分摂取も頻尿の原因になることがあります。
不安・ストレス
強い不安やストレスが膀胱の過活動を引き起こすこともあります。トイレの心配が先行して必要以上にトイレに行ってしまう状態も、頻尿に該当します。
考えられる泌尿器の病気
頻尿の背景には、様々な泌尿器疾患が隠れていることがあります。代表的な疾患について説明します。
前立腺肥大
膀胱出口付近にある前立腺が肥大して尿道を圧迫することで排尿障害を引き起こします。尿の勢いが弱くなる、排尿に時間がかかるといった症状に加え、膀胱が完全に空にならないため残尿が発生し、頻尿の原因となります。50歳以上の男性に多く見られます。
尿路感染症
細菌感染により尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に炎症が生じる病気です。膀胱炎では膀胱粘膜の炎症により膀胱容量が減少し、刺激に敏感になるため頻尿が起こります。排尿痛や残尿感を伴うことが多く、女性に多く見られますが、男性でも前立腺肥大などの基礎疾患がある場合は発症リスクが高まります。
膀胱がん
膀胱がんの期症状として血尿が見られることが多いですが、腫瘍が膀胱の神経を刺激することで頻尿や排尿時の不快感を引き起こすこともあります。特に血尿を伴う頻尿や他の原因が見当たらない慢性的な頻尿がある場合は、膀胱がんの可能性を考慮し、早めの検査をお勧めします。