健康診断

健康診断について

健康診断 定期的に行う健康診断は、自覚症状のない病気を早期発見するためにとても大切です。特に糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病は、目立った自覚症状なく静かに進行しますので、予防のためには定期的な健康診断が必須と言えます。

健康診断には、企業が従業員に対して毎年行う定期健康診断(定期健診)や、新たな職場への雇用時に行う雇入れ時健康診断(雇用時健診)などがあり、それぞれで必要となる項目が異なります。

大阪府大東市・野崎駅の寺川クリニックでは、患者様ごとに最適な健康診断をご提案いたします。

予約なしで受けていただけます

当院の健康診断はご予約なしで受けていただけます。ご家庭やお仕事のご都合の良い時に、いつでも気軽にご相談ください。一部の検査結果は当日中にお出しできますので(※)、お急ぎの際はお申し出ください。

(※)午後の受診の際は翌診察日になります

企業・学校の健康診断担当者様へ

企業健診や学校検診にも、対応させていただきます。内容や料金については、お電話などでお気軽にお問い合わせください。

TEL:072-870-0285

主な検査項目

  • 内科診察(既往歴・自覚症状等の有無、問診、聴診、血圧測定)
  • 身体計測(身長体重、BMI、腹囲測定)
  • 視力検査
  • 聴力検査
  • 胸部レントゲン検査
  • 心電図
  • 尿検査(尿糖・尿蛋白)
  • 血液検査(血液一般、腎機能、肝機能、血中脂質、血糖)

など

 

※健診ごとの必要な項目については、医師にお尋ねください

※医師の判断で一部の検査を省略・追加することがございます

各種検診

当院は、大東市が実施する各種検診にも対応しております。該当する方は無料、あるいは少ない自己負担額で受けられますので、ぜひご活用ください。

人間ドック

大東市では、国民健康保険の被保険者を対象に人間ドック受診にかかる費用の一部を助成しています。

対象

大東市国民健康保険被保険者で以下すべてに該当する方

  • 人間ドックの申込日、および受診日時点で年齢が30歳以上74歳以下
  • 申込日時点で大東市国民健康保険を1年以上継続している
  • 同一年度内において、この事業による助成を受けていない
  • 同一年度内において、特定健康診査を受けていない

検査項目

検査項目 検査内容
診察 問診、聴打診、触診
一般計測 身長、体重、BMI、腹囲、視力
循環器機能 血圧、心電図
栄養 総蛋白質、アルブミン
肝機能 AST、ALT、γ-GTLDHALP、総ビリルビン
腎機能 クレアチニン、尿酸、尿素窒素、eGFR
膵機能 尿アミラーゼ、血清アミラーゼ
脂質 HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪
糖代謝 空腹時血糖、HbA1c
血液 赤血球、血色素、ヘマトクリット、白血球、血小板数
感染症 CRP、RF定量、HBs抗原、HCV抗体
腫瘍マーカー PSA(男性)、Ca125(女性)
尿検査 尿蛋白、尿糖、尿潜血
呼吸器機能 胸部X線撮影
消化器系 上部内視鏡(胃カメラ)、腹部エコー、便潜血(2日間)

 

費用

自己負担額 12,000

※当院独自の人間ドックも実施しております。詳しくは当院までお問い合わせください

特定健康診査・特定保健指導

生活習慣病(特にメタボリックシンドローム)の予防・早期発見を目的とした健診です。対象者はがんのリスクが上がる年齢でもありますので、後述する各種がん検診も一緒に受けましょう。

対象

  • 大東市国民健康保険に加入している4074歳の方

検査項目

【基本項目】

  • 問診
  • 診察
  • 身体計測(身長・体重・腹囲・BMI
  • 血圧測定
  • 血中脂質検査(中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール)
  • 血糖検査(血糖・HbA1c
  • 尿検査(尿たんぱく・尿糖)
  • 肝機能検査(GOTGPTγGT
  • 腎機能検査(血清クレアチニン・血清尿酸・eGFR

 

【詳細項目】

  • 心電図
  • 貧血検査

 

【大東市独自項目】

  • 尿潜血
  • 尿ウロビリノーゲン

費用

無料

40歳未満検診

比較的若い方の健康維持・管理を目的とした健診です。

対象

  • 大東市に住民票がある1539歳の方で、学校や企業で健診を受ける機会のない方

検査項目

  • 問診・医師診察
  • 身体計測
  • 血圧測定
  • 血液検査
  • 尿検査

費用

700円

※市民税非課税世帯、生活保護世帯、身体障害者手帳12級、療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1級の方は無料

胃がん検診(ピロリ菌抗体検査)

胃がんの有無、および胃がんのリスク要因となるピロリ菌感染を評価する検診です。

対象

  • 満50歳以上の方

検査項目

  • 問診
  • ピロリ菌抗体検査
  • 血液検査

費用

1,000円

胃がん検診(内視鏡検査)

内視鏡検査(胃カメラ)により、胃がんの有無やリスクを評価する検診です。

対象

以下の1.2のいずれかに該当し、前年度に大東市胃がん検診内視鏡検査を受けていない方

1.奇数年生まれの満50歳以上の方

2.以下の期間に生まれた方

  • 昭和50.1.1~昭和50.3.31
  • 昭和44.4.1~昭和44.12.31
  • 昭和40.1.1~昭和40.3.31
  • 昭和34.4.1~昭和34.12.31
  • 昭和30.1.1~昭和30.3.31

検査項目

  • 問診
  • 胃カメラ検査

費用

無料

大腸がん検診

便潜血検査を行い大腸がんのリスクを評価する検診です。

対象

  • 満40歳以上の方

検査項目

  • 問診
  • 便潜血検査2日法(検便)

費用

無料

肺がん検診

胸部エックス線検査と喀痰検査を組み合わせて、肺がんのリスクを評価する検診です。

対象

  • 40歳以上の方

検査項目

  • 問診
  • 胸部エックス線検査
  • 喀痰細胞診(※)

 

(※)満50歳以上の方のうち、喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)600以上の方が対象となります

費用

無料

肝炎ウィルス検診

肝炎ウィルスへの感染の有無を評価する検診です。

対象

  • これまで一度も肝炎ウィルス検査を受けていない昭和61331日以前生まれの方

検査項目

  • 問診
  • 血液検査(HBs抗原検査・HCV抗体検査)

費用

無料

当院で行える検査

当院で実施可能な検査についてご紹介します。当院で実施していない検査が必要な場合には、提携先の医療機関と連携し、迅速かつスムーズに検査をご案内します。

健康診断にオプションとして追加もできます

各種検査は、健康診断にオプションとして追加もできます。より精密な健康管理としてはもちろん、従業員様に対する福利厚生の一環として、ぜひお役立てください。

検査一覧

アレルギー検査

アレルギー疾患の原因となる物質(アレルゲン)を調べる検査です。血液検査を行い、アレルギー反応を引き起こすIgE抗体の値を評価します。一度に複数の項目を調べられるので、アレルギー症状の原因究明や適切な治療方針の決定に役立ちます。

腹部超音波検査(腹部エコー)

超音波で腹部の内臓の状態を観察する検査です。肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・膀胱・前立腺などの臓器の形状や大きさを調べつつ、内部にある腫瘍や結石の有無も確認できます。痛みや放射線被ばくがなく、臓器の動きもリアルタイムで観察できるため、様々な腹部疾患の診断に活用します。

ピロリ菌抗体検査

胃や十二指腸に住み着くヘリコバクター・ピロリ菌の感染を調べる検査です。血液中のピロリ菌に対する抗体を測定し、過去や現在の感染を判断します。ピロリ菌は胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因となるため、除菌治療の必要性を判断する重要な検査です。

胃カメラ検査

口から細いカメラを挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察する検査です。炎症や潰瘍、腫瘍などの早期発見に有効で、必要に応じて組織採取も行えます。検査時の苦痛を和らげるため、ご希望に応じて鎮静剤を使用できます。
経鼻内視鏡にも対応しております。

大腸カメラ検査

肛門から内視鏡を挿入し、大腸内部を直接観察する検査です。ポリープや炎症性腸疾患、大腸がんなどの早期発見・治療に役立ちます。当院では鎮静剤と炭酸ガス送気装置(UCR)を使用し、検査中・検査後のお腹の張りを最小限に抑えています。

心電図

心臓の電気信号を調べることで、心臓の状態を評価する検査です。不整脈や狭心症、心筋梗塞などの心疾患の診断に役立ちます。胸や手足に電極を貼り付ける検査で、短時間で終了します。

血圧脈波検査(ABI

動脈硬化の程度を評価する検査です。両手(上腕)と両足(足首)の血圧を同時に測定し、足と腕の血圧比(ABI値)から、血管の狭まりや詰まりの有無を判断します。動脈硬化の進行は脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めますので、早期の対策が重要です。

レントゲン検査

放射線(X線)を使って体内の状態を画像化する検査です。肺や心臓、骨などの状態を観察できるため、肺炎、肺がん、骨折、心肥大などの診断に役立ちます。短時間で撮影でき、被ばく量もごくわずかなため、様々な疾患の診断や経過観察に広く利用します。

当院で導入しているものは、装置自体が移動するタイプですので、診察台に寝たままで検査が行えます。

骨密度測定検査

踵骨(かかとの骨)に超音波を当てて、骨の強度を測定する検査です。骨粗鬆症の予防・早期発見のために行うほか、治療効果の判定にも活用します。放射線被ばくがなく、10秒ほどで終了する安全な検査です。

呼吸機能検査(スパイロメトリー)

肺の働きを数値化して評価する検査です。専用の機器を使って大きく息を吸ったり、吐いたりし、肺活量や気流速度を測定します。喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患の診断や重症度評価、治療効果の判定に役立ちます。