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胃もたれ、胃痛

こんなお悩みはありませんか？

これらの症状が一時的なものであれば問題ないことも多いですが、症状が長く続く場合や、痛みが強い場合には何らかの病気が隠れている可能性があります。
特に激しい痛みがある場合や、症状が改善しない場合、体重減少や発熱を伴う場合などは、何らかの病気の可能性もあります。胃の不調でお悩みの際は、大阪府大東市・野崎駅の寺川クリニックへお気軽にご相談ください。

胃もたれ、胃痛の原因

病気によるもの

胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、胆石症などの病気が胃もたれや胃痛の原因となることがあります。胃だけでなく、腸の病気が原因で胃の症状が出ることもあります。

生活習慣によるもの

不規則な食生活、早食い、過食、脂っこい食事の摂り過ぎなどの食習慣が胃もたれの原因になることがあります。また、ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れも胃の動きを悪くし、胃もたれや胃痛を引き起こします。

加齢によるもの

年齢とともに胃の粘膜が薄くなり、胃酸の分泌や消化酵素の働きが弱まることで、食べ物の消化に時間がかかるようになります。

薬剤の副作用によるもの

解熱鎮痛薬や抗炎症薬（ステロイド薬）、骨粗鬆症治療薬などの胃に負担をかけるお薬を服用していると、胃もたれや胃痛を感じることがあります。お薬の服用で症状が出る場合は、早めに医師に相談してください。

考えられる消化器の病気

機能性ディスペプシア

検査をしても明らかな異常が見つからないにもかかわらず、食後の胃もたれ、早期満腹感、みぞおちの痛みなどの症状が長期間続く機能性の消化管障害です。ストレスや生活習慣が関係することが多く、症状に合わせた治療で症状を軽減します。

胃炎

胃の粘膜に起きた炎症の総称です。突然発症する急性胃炎では強い胃痛や吐き気を伴いますが、慢性胃炎では軽度の胃もたれや食欲不振などの症状が長く続きます。ピロリ菌感染や薬剤、ストレスなどが原因となることが多いです。

胃・十二指腸潰瘍

胃や十二指腸の粘膜が損傷し、深い傷（潰瘍）ができた病気です。みぞおちの痛みが特徴的で、胃潰瘍の場合は食後に、十二指腸潰瘍の場合は空腹時に痛むことが多いです。ピロリ菌感染や薬剤の副作用、ストレスなどの生活習慣が主な原因となります。

ピロリ菌感染症

ピロリ菌は胃の粘膜に生息する細菌で、感染すると慢性胃炎を引き起こします。胃もたれや胃痛、胸焼けなどの症状が現れることがあり、長期間感染が続くと胃潰瘍や胃がんのリスクも高まります。基本的に自然治癒しないので、早めの除菌治療が必要です。

胃がん

胃の粘膜から発生する腫瘍です。初期には症状がないことが多いですが、進行すると胃もたれ、食欲不振、みぞおちの痛み、体重減少などの症状が現れます。

アニサキス

アニサキスは魚に寄生する寄生虫です。寿司や刺身などの生魚を食べた後、あるいは火の通りが悪い魚料理を食べた後に突然の激しい胃痛が現れた場合は、アニサキスへの感染が疑われます。内視鏡で虫体を除去することで、通常、症状はすぐに治まります。

胆石症・胆嚢炎

胆石症は胆嚢や胆管に結石ができる病気で、胆石が胆汁の流れを阻害することで、胆嚢内に炎症を引き起こします（胆嚢炎）。右上腹部やみぞおちの痛みが特徴的で、胃もたれや吐き気を伴うこともあり、症状が強い場合は手術が必要になることもあります。