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院長・副理事長インタビュー
理事長・院長

副理事長


北村クリニックの志を受け継ぐ
患者様の心に光を灯す地域医療
クリニックの歴史と理念について教えてください
藤永院長

北村光生院長が26年にわたり地域医療に貢献された後、ご縁あって私がバトンを受け取らせていただきました。2024年には移転リニューアルを行い、CTを導入しデイケア施設も併設しました。当院では「総合診療」を大切にし、病気だけではなく皆様の生活のサポートや心のケアなど、すべての側面に寄り添った医療の提供を心がけています。
朱副理事長

当院が所属する「光翔会」の名称は、北村光生先生のお名前から頂戴しました。
地域医療に「光」が差し、多くの人へ広がってほしいという願いを込めて「翔ける」という字をあてました。
当院のコンセプトは「人生の寄り道」です。お体のことでお困りのことがあれば、どんな時でも気軽に立ち寄れる場所でありたいです。
クリニックの診療体制の特色は?
藤永院長

セカンドオピニオン・サードオピニオンも院内で気軽に受けていただけます。
基本的にどんなご相談でもお受けいたしますので、どこに受診したら良いかわからない症状がある時でも、遠慮なくお越しください。
なお、私は日医かかりつけ医機能研修制度を修了しておりますので、年代を問わず、日常で起こる幅広い病気・怪我に対応可能です。
朱副理事長

また、旧医院時代から長く勤めているスタッフばかりですから、皆様の生活背景を深く理解しているのも強みです。
小さなお悩みでもご遠慮なくご相談いただければと思います。
必要があれば適切な専門機関をご紹介いたします。「まずは寺川クリニックに」と言っていただける患者様が増えていることが、私たちの喜びであり誇りです。

ワンストップ診療・院内処方・送迎サービスまで
患者様の立場に立った負担軽減への挑戦
患者様の負担を軽減するための取り組みは?
藤永院長

背中の痛みのような些細な症状でも、CTを活用することで早期にがんを発見できるケースもあります。
また、多様な診療科目を揃えることで複数の病院に行く手間が省けますので、皆様の時間的・費用的なご負担を軽減できます。
地域の医療機関とも緊密に連携しておりますので、当院を窓口にして皆様に最適な医療をお受けいただけるようサポートいたします。
朱副理事長

予防接種や健康診断は随時受け付けており、患者様がベストな体調・ご都合の時に受けていただけるようにしています。
特に予防接種は、予約制だと急な体調不良や予定変更で適切な時期に受けられなくなる可能性があるため、院内に多数のワクチンを常備しています。
また院内処方を採用し、ジェネリック医薬品や漢方薬も常に多数取り揃えています。さらには通院困難な方への無料送迎サービスも実施しており、患者様の立場に立ち、あらゆる負担を取り払うことが当院の最も力を入れていることです。
リハビリについての取り組みは?
藤永院長

リハビリテーションは長期的な視点で行うことが重要です。
実際、当院のリハビリに通っておられる患者様は、皆様で歓談しながら楽しくリハビリに取り組まれています。「リハビリをしなくては」と意気込む必要はありませんので、ジムに通うような感じでお越しください。
朱副理事長

リハビリテーションを継続して取り組むことにより、痛み止めや湿布などの減薬にもつなげたいと考えています。
それでも痛みが治まらない患者様のために、月1回ペインクリニック担当の医師による診療も行っています。もちろん、リハビリのために来院される患者様も、送迎サービスの対象です。
当院では「元気な人を見ることが一番のリハビリ」だと考えています。だからこそ当院では元気な方々が集まる場所を大切にし、前向きな雰囲気づくりを心がけています。皆様の笑顔が、また別の方の元気の源になるのです。

気軽に立ち寄れる「光差す場所」
利用者様が主役の楽しい居場所づくり
デイケア施設「光の家」の特徴は?
朱副理事長

「元気な人を見ると元気になりたい」という考えから、皆様の居場所づくりを前提に、ご利用者様が自由に使える空間であることを大切にしています。利用者様ご自身が先生となって、そろばんや習字、刺繍などの教室を開催したり、当院スタッフが着ぐるみを着て漫才を披露したりしています。
また、”人生120年”を目指し、リハビリ器械運動による筋力強化、棒体操、ヨガ、口腔ケア体操、元気でまっせ体操などで身体機能の維持を図っています。皆様が「次はいつ?」と楽しみにされる、いつでも気軽に立ち寄れる場所を目指しています。
地域連携の体制について教えてください
藤永院長

専門的な治療や入院が必要な場合は専門機関をご紹介しますが、ただ紹介するだけでなく、皆様のご希望も考慮した上で、状況に最適な医療機関を選定しています。
また、訪問診療にも対応しており、24時間対応可能な訪問看護ステーションとも連携した在宅ケアにも力を入れています。「地域で医療難民を出さない」という使命感から、学校や障がい者支援施設の健康相談なども積極的に引き受け、地域医療を広く支える体制を整えています。
クリニックでの診療以外の医療相談がございましたら、どんなことでもご遠慮なくご相談ください。
患者様との接し方で心がけていることは?
朱副理事長

例えば、認知症は脳の障害である一方で、コミュニケーション不足も原因の1つになり得ると考えています。
ですので、皆様の得意なことを話題にしたり、時には冗談を交えたりしながら、温かな関係づくりを心がけています。
もちろん、そうした私生活の話題や雑談を好まない方もいらっしゃると思いますので、お一人おひとりの個性を大切にしながら接するようにしています。

地域の健康を支え続けるために
命を預かる責任と使命を忘れない
患者様へメッセージをお願いします
朱副理事長

当院は、常に患者様に寄り添う姿勢を大切にしておられた北村先生の精神を受け継ぎ、どんなお悩みでもご相談いただけるクリニックであり続けます。
先生からは常々、「医療は病気を治すだけでなく、心のケアや患者様との信頼関係も大切だ」と言われてきました。
スタッフ一同、皆様が命を預けてくださっているという責任を忘れず、常に最善を尽くす覚悟でおります。
暗い世の中で少しでも光を差し込めるよう、これからも温かな医療を提供してまいります。お体の不調がございましたら、いつでも寺川クリニックの扉を叩いてください。
藤永院長

医師になってから様々な病院で経験を積みましたが、この寺川クリニックで地域の皆様の健康を支える仕事ができることを心から嬉しく思っています。
寺川クリニックはどんなお悩みでも共有し、診療を行っています。朝早くから来院される方、遠方から通われる方、様々な患者様の状況を理解し、常にお一人おひとりに合った医療を提供することが私の使命です。
これからも皆様の「かかりつけ医」として、気軽に立ち寄っていただける場所であり続けます。どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。